バンコク3大寺院の最後の一つワットアルンです。

ワットアルンは改修されてからフォトジェニックなスポットとしてインスタ女子に大人気の寺院です。

白い仏塔でモザイク壁画のような美しい仏塔がチャオプラヤー川沿いにそびえ立っています。

遠くから見ても綺麗なワットアルンは近くによっても美しい、しまかぜ案内人にとっても最高の寺院です。


ワットアルンもワットポー同様に第一級寺院に指定されていて、王室建立の寺院です。第一級寺院はタイ国内で最も格式高いお寺で全てが綺麗です。

お寺好きな方には全ての第一級寺院を周っていただきたいものです。


ワットアルンはワットポーの対岸にありますので、ワットポーから渡し舟に乗って行くことができます。車で対岸にわたることもできますが、ワットポーからですと船利用が一番便利です。

船利用だと渋滞がないので、一押しの理由です。


ワットアルンの名前の由来はヒンドゥー教の暁神アルーナからきていて、タイの仏教はヒンドゥー教と密接に関わりがあったのですね。現王朝の初代王ラーマ1世(現国王はラーマ10世)がワットプラケオを建立するまではエメラルドの仏像はこのワットアルンに安置されていたのです。

そしてラーマ2世御用達の寺院となり、ラーマ2世の菩提寺となっています。こういう歴史を知ってからみるワットアルンはより輝いて見えますね。


タイのお寺はモザイクタイルを使用している寺院も多いですが、ワットアルンは中国陶器でできた見事なモザイクが素敵な寺院です。このモザイクスタイルはラーマ3世の時代に完成したもので、中国文化の影響も受けています。

ペッチャブンの寺院もタイの陶磁器を使用したモザイクタイルで素敵ですが、元祖と言えば、ワットアルンなのですね。