12世紀から13世紀にかけてヒンドゥー教の神殿として建設されました。タイの寺院は、タイ特有の建築様式はもちろん、スリランカやインド、中国の建築技術の影響も少なからず受けているのですね。

特に、そびえ立つ3期の仏塔はタイ北部・中部のクメール様式が色濃く表れています。

この寺院は12〜13世紀にかけて建設されたとはいえ、なんと15世紀になっても一部の建造物が未完成でした。

そのため事実上の完成は着工から2〜300年後ということになります。

1907年には、この地からヒンドゥー教の青銅が発掘されました。